一般歯科

親知らず

親知らずの抜歯・ご相談をお持ちしております。

『親知らずは必ず抜くものですか?』とよくご質問があります。まっすぐ生えている親知らずの場合は、しっかりと歯ブラシをあてることができるため、きれいな状態で維持することが可能です。
また、上下しっかりと噛んでいるので機能的に有効です。しかし、斜めや横向きの場合や、清掃の管理が著しく悪い場合は抜歯の対象になります。(現代人は顎の大きさが小さい方が多く、まっすぐ生えない事が多いです。)
親知らずを残しておくことで、親知らずの手前の歯がなくなってしまったときに、ブリッジや義歯を固定する際にはりがねをひっかける歯として親知らずを利用することや、親知らずを矯正して手前の歯として利用する方法もあります。

『痛みや腫れはどのくらいでますか?』とよくご質問もあります。抜歯後の腫れ方や痛みは、親知らずの生え方、向き、口腔環境などで異なります。横向きに生えている場合は、抜歯後4-7日ぐらいは周りからわかるぐらい腫れます。お食事も飲み込みにくくなります。

親知らずを気にされる患者様のほとんどが、痛みや歯肉の腫れなどの症状があります。このような症状が出ている時に歯を抜くと、麻酔が効きにくかったり、術後の痛みや腫れが大きくなってしまいます。そのためまずは、消毒や薬によって親知らず周囲の炎症を落ち着かせてから抜歯します。このとき、落ち着いたから大丈夫と先延ばしして、何度も炎症状態を繰り返していると、消毒や薬の効果が鈍くなります。もちろん、抜歯後の経過もスムーズにいきにくくなります。
そうならないために、症状のない親知らずでも将来悪さをするような可能性がある場合は、早い段階で計画的に抜くことをおすすめしています。

生え方や痛みや腫れの出方には個人差がありますので、まずはご相談下さい。

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